『ソングス・アバウト・ジェーン』(Songs About Jane)はアメリカのバンド、マルーン5の1stアルバム。

マルーン5 は、R&Bとロックを融合させたはじめてのバンドではないが、最も説得力のあるバンドのひとつであるのはたしかだ。まるで、ドレッドヘアの男スティービー・ワンダーが、ディープでファンキーなグルーヴにあわせて騒々しく語りかけているように聞こえるかもしれない。本作で最高の瞬間は、マルーン5 がオルガンの揺れる音色と大げさなヴォーカルを取りそろえて、後期のモータウン・サウンドを彷彿させるときだ。最悪の瞬間は、クローズ・ハーモニーとやたらと伸ばす音によって、型どおりのボーイズ・バンドのように聞こえるときだ。けれども、そうした音楽的なばらつきがあるにもかかわらず、マルーン5はどこまでも魅力的なグループである。これも、脈打つベースライン、フックのある楽曲、リードシンガーであるアダム・レヴィンの堂々たるヴォーカルのたまものだ。(Jaan Uhelszki, Amazon.com)

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Disc. 1
01. Harder To Breathe 2:53
02. This Love 3:26
03. Shiver 2:59
04. She Will Be Loved 4:19
05. Tangled 3:18
06. The Sun 4:11
07. Must Get Out 3:59
08. Sunday Morning 4:04
09. Secret 4:55
10. Through With You 3:01
11. Not Coming Home 4:21
12. Sweetest Goodbye 4:30